学生時代に興味をもったのが 「人的資本管理」の講義でした。その頃からCHRO・人事責任者を目指すようになりました。私自身、人事担当者になりたいと思うようになったのは、企業の経営戦略の中で「人」が一番大事だと感じたからです。どれだけ素晴らしい戦略を立てても実行する「人」の熱量で結果は変わる。“人が会社を強くするし会社が人を育てる”そんな理想を形にできれば、どんなに良いだろうかとよく想像していました。

企業内で人事として仕事をする中で、感染症蔓延という世界的危機を経験し、一度しかない人生の中で多くの時間を占める「仕事」と自身の「在り方」について改めて考えるきっかけになりました。今までは「企業に属す」ことが安心安全で当たり前なことであり、私自身も企業の中で人事業務に携わる事にこだわっていた事に気づきました。

しかしこれからの未来、「働き方」はもっと大きく変わると思っています。より「個」が自身の「在り方」を軸にキャリアや人生を考え歩む、日本でも主体的なキャリアを築く人が増える、そんな時代が来ていると思います。企業が求める人材と個々人の在り方が上手く共存できる企業、それが当たり前になる社会を夢見て独立に至りました。

ここまで沢山の皆様の支えあって独立することができました事、感謝申し上げます。これからも邁進いたしますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。